MyFairOlympics

フィギュア団体戦(1日目)

2022.2.4

前日まで誰が出るか公表されていなかった日本チームの男子シングル滑走者。
ショートプログラムは宇野昌磨選手が滑ることになりました。

世界ランキング下位の選手から順に滑走していきましたが、宇野選手の前に滑ったのがロシアのコンドラチュク選手。
実はこの選手の事は初めて観たのですが、18歳で先月の欧州選手権で優勝したというではありませんか。
シニアに上がったばかりの若い女子選手が勢いに乗ってオリンピックで金メダルを取ってしまう事はよくあるのですが、「ついに男子もそういう時代が来たのか」とドキドキしました。
すごく良い演技に見えて、「こんなスゴイ選手に宇野選手勝てるのかな?」と心配になってしまいました。

が!!
宇野選手、素晴らしかった!!
今迄観た中で一番良かった気がする。と思ったら、自己ベスト更新の高得点でした。やった!!

が、上には上がいるもので……
更に上を行ってしまったネイサン・チェン選手は、さすがでした。
こちらも自己ベストでした。

自己ベストがたくさん出るオリンピックってイイですね。
ペアの三浦・木原組も自己ベストでした。

普段はなかなか放送してくれないペアやアイスダンスもたっぷり放送してくれるのがオリンピックのいい所。
……と書きかけて、
「いや、違う」と思い、今、バンクーバー五輪時の自分のブログを見てみたら、「アイスダンスODの放送がない」と怒ってました。

長年、日本はペアとアイスダンスが弱かった。
弱いと人気も出ないんですよね。テレビ放送はシングルに偏ってました。
かつては特に女子シングルに偏ってましたね。
が、男子も強くなって人気も出て、テレビ放送は格段に増えました。
今では男子の方が人気があるという、昔には想像できなかった事態になっています。
シングルは男子も女子も強くなったけれど、ペアとアイスダンスは弱いので、団体でのメダルは夢のまた夢でした。
けれども、今回はペアとアイスダンスも強くなり、ついに団体のメダルを狙える状況になりました。
その期待のあらわれか、今日はNHK地上波でなんと団体戦6時間放送されたのでした。ありがたい。
「強い」は正義……かもしれない?