MyFairOlympics

ボランティアの名称決定

2019.04.20

東京五輪ボランティアの名前が「フィールドキャスト」に決まりました。
4つに絞られた最終候補の中から、ボランティア志望者の投票によって選ばれました。
一部で失笑を買っていた「シャイニングブルー」という名前は、蓋を開けたら得票数は2位でした。「シャイニングブルー」を名乗りたいと思っていた人が結構いたという事でしょうか(驚)。

ボランティアを募集していた頃、私は体調に自信がありませんでした。
が、体調が良くなってから「やっぱりボランティアやりたい」と思ってもダメなのです。前もって申し込んでおかないとなれません。なので、出来るか不安ではあったんですが登録はしておきました。
そして、今日、登録者の為のオリエンテーションに参加してきました!

会場は、東京スポーツスクエア(旧1000days劇場)。
1000days劇場とは、宝塚劇場を建て替える際に一時的に使われていた宝塚歌劇団専用の仮設劇場でした。私もここで観劇した事があります。

旗1   旗2

オリエンテーションには老若男女、色々な人が来ていました。
1つのテーブルには6人ずつ着席したのですが、私のテーブルにも定年を過ぎたおじさま・私より年上のおばさま・日本の大学に通う中国人女性・20代女性・30~40代と思われる女性、という感じで様々な人がいました。

まず、「2分間で出来るだけ多くの人と挨拶をする」というミッションが与えられ、同じテーブルの人だけではなく、近くのテーブルの人にも片っ端から声をかけました。人見知りな私ですが、挨拶だけなら簡単(笑)。前述の中国人の方以外にも2人の外国人の方と挨拶をしました。1人は日本語で「エジプトから来ました」と言っていました。

建物

その後は、同じテーブルの人に名前と「趣味・好きなもの」について語る事に。
好きなものは紙にも書かされたんですが、私は「音楽鑑賞・スポーツ観戦・観劇・幕末史」と書いてみました。「オリンピックのボランティアなんだからスポーツ観戦を最初に書けば良かった」と書いてから思ったんですが、後のまつり。

次のミッションは同じテーブルの人と協力をして、ある事をするという物だったんですが……これは、別日のオリエンテーションでもやるので、ネタばれしちゃいけないそうです。ナイショ。

そして係の人と面談。
ここでも好きなものについて聞かれました。なぜだろう?
そういう質問だと喋れない人でも饒舌になるからかなー?
人柄がわかるのかなー?
緊張をほぐす為かなー?

最後に3つ位の中から1つのテーマを選んで語らされたのですが、私は「ボランティアを志した理由」を話してきました。
昔からオリンピックが好きだった事。リレハンメル五輪でボランティアの方によくしていただいて、恩返しに長野五輪のボランティアをやりたいと思った事。長野でやった位なのに、自分が住んでいる東京でやらない理由がない事、などを語ったんですが改めてノルウェーの方の事を思い出しました。

マスコット

会場から宿泊地(オスロ)に帰れなくなって困っていた時に、ボランティアの方にお世話になりました。切符がないのに乗せてくれたバスの運転手さんに"I'll never forget your kindness."と言ったけど、その言葉通り、いまだに忘れられません。あの時、運転手さんに"Sure!"と返されて、「『"sure"ってどういう事? こんな迷惑かけたんだから、当然忘れるわけないよなぁ』という意味なの?」なんてずっと気になっていたのですが、謝意を述べられた時に「大した事じゃないよ」という感じに"Sure."と答えるという事を後に知ってスッキリしました。

まだオリエンテーションに参加しただけで、本当にボランティアをやれるかどうかはわかりませんが、「縁の下の力持ちとしてノルウェーの人に恩返し出来たらいいなぁ」と思う私です。もちろん、ノルウェーの方以外のお役にも立ちたいです。